私です。
ニコニコが復活して喜んだ割に、最近全然ニコニコの動画を見ていません。YouTube生活に慣れてしまったんでしょう。もしくは、見たいものが向こうにしか上がっていないとかね。
最近、パソコンでは『.Decluster & .Decluster Zero』を、スマホでは『Mini Metro』をよく遊んでいます。前者は以前生放送でも遊んでいた『弾幕月曜日』と同じ制作者さんのSTGゲーム、後者は混雑なく人を駅まで運ぶよう配線するパズルゲームです。
『.Decluster』と『.Decluster Zero』は私の大好きな弾消し要素があって、苦戦はしていますが楽しく遊ばせてもらっています。曲も相変わらず良くてね、特に三面曲が大好きです。
『Mini Metro』については楽しいですけど一つ文句言わせて下さい。線路敷いてない場所に駅作った上先にお客さんを入れるなよ。おかしいだろ。
では今回もいってみましょー。
今回はドラムの話題が多め。
クレイジーバックダンサーズ
天空璋より五ボス曲。
実は近日中に過去に作ったとあるアレンジを公開することになりまして、制作時期と音使いが最も近かったこの作品を自由枠としてピックアップしました。
このアレンジは今もお気に入りの一つです。明るいクラリネットはこういうおちゃらけた曲によく合いますからね、メインパートに採用して正解でした。このクラリネットと一緒にメロディを担当しているエレキの二つは、舞と里乃をイメージしています。どっちがどっちというわけではありませんが、まあ……どっちでもいいかな。(笑)
楽器でいうと、あとはなんか軽いドラムも特徴的ですよね。私大好きEZDの拡張音源であるClaustrophobicというドラムセットを使っています。東方原曲ではちょうど鳥船遺跡の頃にのみ使われていました。ちょうど2019年の夏頃に購入して、この後『懐かしき東方の血』でも使用しています。正直なところクセが強くてあんまり使うことはないのですが、ハマるときはハマるまるで私のような音源だと思っています。今度出るアレンジにも使われていますよ。(というか初めて使ったのがそん時だったんです)
緑眼のジェラシー
久々に聴きました。この曲。
地霊殿よりパルスィ戦のテーマです。
最近、古いアレンジを再ミックスしたり、YouTubeで再掲を繰り返したりしているのもあって、私がまだよく活動していた頃の音使いに耳が慣れていました。そんな状態で久々にこれを聴くと、まあ率直な感想としてだいぶ変わったなと。
一番わかり易いところとしては、弦楽器やクワイアの使い方が全然違いますよね。以前はトラック一つで和音を鳴らすだけでしたが、今はもうパートごとに分けられていて、ひとつひとつの音に横の繋がりが付与されたことで、それだけ静かな時も派手に動く時も効果的に響くようになりました。(なんか適当に翻訳した文章っぽいなここ)
まあ、代わりに音選びが大変になったわけですが。だって「この音から動くなら次はこうかな!」で選んだ音を他のパートも鳴らしているとかザラなんだもん。何回チェロとヴィオラが被って土地を踏み潰された時の堺雅人のようになったことか。
死なばもろとも(靈異伝版)
ここまでものの見事にEmが続いております。三曲目は靈異伝よりこの曲です。
緑眼とは打って変わって色々と雑な打ち込みですが、それでもまとまり自体は良いと思いませんか。流石は私。
動画の説明欄でも触れている通り、最後のパートはボーダーオブライフに寄せています。原曲は最後に一瞬転調してすぐにまた戻ってしまうのですが、それがどうも惜しくてこういった展開にしました。
いや、そりゃあね? 最後にキーが上がる展開は大嫌いですよいつも言っている通り。でも、あれは短すぎて拍子抜けですよ流石に。「そこをもう一声!」と言いたくなる。
でもこの曲は靈異伝版が好きだなあ。正統派に恰好良い。ラスボス第二形態としてとても良い曲だと思います。でなんでそれが元々タイトル画面の曲だったわけよ。ねえ。
悲しき人形 ~ Doll of Misery
今度は怪綺談の五ボス曲ですね。
この曲今の表現力ならもっと良くアレンジできるんじゃないかな? 音源もちゃんとしたものがありますし、この頃よりできることもめちゃくちゃ増えましたから、きっともっともっと良くできるはず。
よし決めた、この曲そのうち再アレンジしよう。解説はそん時でいいわ。(雑)
広有射怪鳥事 ~ Till When?
妖々夢より。これも五ボス曲だあ。
さっきドラムの話をしたのでこっちでも触れますね。
このアレンジで使用したのはEZD2にはじめから入っているドラムセットなのですが、この時は少しばかりいじって原曲のドラム(LM系?)雰囲気に寄せていました。というより、この曲はバカみたいなドラムの連打が恰好良いと思っているので、なんとかして自分の手札で再現したかったんですね。この時に作っておいたプリセットは、この後も度々使われています。例えば『信仰は儚き人間のために』とか、あとは……うん、まあ、幾つか。使ったかな。うん。(覚えてねえや)
ネメシスの要塞
ダブルスポイラーより。
いやあ。DS曲はどれも良いですね。「どれか好きなのを挙げろ」と言われたら、全部挙げるぐらいには好きです。一曲なんて選べない。
そういやコメント欄で『無間の鐘』をリクエストされていますね。あれ難しいんだよなあ、お待たせして申し訳ないです。
このアレンジって謎にバリエーション持たせて三周してますよね。なんで?(「なんで?」?)
まあ、ちょっとリッチというか、オシャレな感じは好きです。コード進行を変えているからですね。あれかな、もしかしてこの頃とある人のアレンジを聴き漁っていたから影響受けてるのかな。だからドラムセットもいつものEZDじゃなくてXpand!2のシンセ系を使ってるのか。ちなみにこれはマターラでも使ったドラムセットです。
二周目以降で曲の他の部分からフレーズを引っ張ってきたり楽器構成や和音やコードを変えたりする手法は、他では『エニグマティクドール』(Ver.2.0及び風花舞台版)でも用いています。というかそっちも同じ人の影響を受けているので、当たり前といえば当たり前ですね。
リバースイデオロギー
あれ? これもまた五ボス曲だ。
輝針城より鬼人正邪のテーマです。
ここまでずっとドラムの話題が続いていますのでここでも続けさせて戴きます。
今回使用したのはEZD拡張音源のAction!。その名の通り、映像系で使われるような音が揃っています。この無駄に壮大な感じを演出するにはピッタリですよね。ちなみに普通のオーケストラパーカッションも入っているので、意外と使い勝手は良かったりします。
秘神マターラ ~ Hidden Star in All Seasons.
幽夢 ~ Inanimate Dream
幻想的音楽より。シリーズ『far East ~ 東の彼方の夢』用にアレンジしたものです。
基本は元のイメージは維持しつつ、シリーズの音楽テーマでもある「蓬莱人形風」に沿った音使いに変えました。蓬莱人形近辺って何故か「ギュゥーン↓」みたいな鳴らし方する音多いですよね。私はピッチベンドとエクスプレッションを弄りたくない派の人間なので、こういう音が出てくるとデカい溜息が出ます。なんていうか面倒くさいんですよね。(そんなんだから「メリハリがないのぉ」とか言われるんだ)
まあ、実際には結構な数の作品でピッチを弄っているわけですが。(ギターが分かりやすい)
私は原曲の『幽夢』が好きなんですが、幻音版もまあまあいいかなと思っています。Aメロ裏のオルガンがお気に入り。
永遠の巫女(靈異伝版)
おうこれはまた古いアレンジが出てきたな。
靈異伝より一面曲です。一面曲か? 最初の面だし一面曲か。(?)
そういや靈異伝曲アレンジシリーズって、基本的には原曲ないし怪綺談版の流れをなぞる展開が多いんですが、このアレンジだけループ前に蓬莱人形版の展開が混ざってきているんですよね。まあでもあのフレーズ好きだからなあ捨てがたいんだよなあ。
『永遠の巫女』は良い曲ですよ。この寂しい感じが刺さります。怪綺談版のちょっと明るく優しい感じも好きですねえどれも良い。私の好きな曲の一つです。
というかアレンジしてる曲ってだいたい好きなものばっかじゃないですか? 嫌いな曲なんてアレンジしないでしょそもそも。ごめんやっぱりちょっとしてるかも。
Theme of 地獄めくり ~ 修験(怪綺談版)
『死なばもろとも』の怪綺談版アレンジです。
一回のおすすめに同じ曲が二つ以上入ったのは初めてでしたっけ? そもそも再アレンジ前とかは省くようにしているので、こういうバージョン違いとかでもない限り起きない現象です。珍しい。
この曲については前回語りましたね。今回はもういいでしょう。
永遠の三日天下
弾幕アマノジャクより。
投稿から二ヶ月半。ようやくおすすめに入りました。
もう何語りたいか忘れちゃたよこれ。なんか色々あったはずなんですけど。
そうだなあ。改めて聴いてみると、結構色んな音を使っているんだなと思いました。例えばAパートやBパートで、聴き取りづらいですがそれぞれちょっと特徴的なシンセが入っていたり、Aパートの裏でAction!のビッグトム(先程の『リバースイデオロギー』でドンドコいってたやつ)が鳴っていたり。そういえばこのアレンジではClaustrophobicを使ってますね。あとCパートではフルートの裏でエレピが使われていますね。
へぇ~結構色々使ってるんだなあこんときの私(他人事)。もうなんも覚えてないや。かなし。
以上、2024年8月後半のおすすめ作品でした。
多分来週ぐらいにはまた動画が上がっていると思います。といっても聴いたことがある人はそれなりにいるはず。昔のものを引っ張ってきただけですが、まあ、ニコ童祭までの繋ぎには良いのではないでしょうか。
というわけで今回はそんな感じで。また次回。
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