私です。
前回の記事を出してからメンタルが終わってしまって、予告していたアレンジはもう暫くの間出せない状態になってしまいました。今は二回目の出力をして修正点をメモした段階で止まってます。メモしただけ。めんどくさくてCubase開いてません。
それもそうだしニコ童祭用のアレンジもやらなきゃいかん……もう嫌だ何もしたくないし考えたくない。
それでは今回もいってみましょー。
懐かしき東方の血 ~ Old World
例によって最初は自由枠。永夜抄三面曲。
今回に関してはおすすめは別にもうなんでもよかったので悩みました。ニコ童祭が近いということで最近の参加作品を選ぼうとしたら、それはもう今回のラインナップに載っていたので、代わりにその前のExへの参加作品を挙げた次第。
前半のメロディをハーモニカとオカリナ、後半をピアノが担当しています。楽器構成はタイトルから一直線で決めました。懐かしいって言ったらハーモニカとオカリナでしょ、私的にはなんにも懐かしくないけど。
動画を見るとわかりますが、イントロ~サビ前でピアノの低音部(緑)がベース(青)のアシストをしていますね。確か、ベースライン自体はしっかり鳴らしたいがベースがベースの音のまま動き回るとうるさいという理由でこうした記憶があります。これ結構色んなところで使える手法だと思うのですが、振り返ってみるとこのアレンジでしか使ってないっぽいです。低音ピアノ自体は大好きなんですけどね。
あと動画見て気づきました。なんかアコギ(オレンジ)が途中で面白そうな動きをしているっぽいんですよ。聴き取れないんですけど。そういうパートも聴こえるようになじませるのがミックスってもんじゃないのかい。
狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon
またも永夜抄から。
こちらは紅魔郷風アレンジでお馴染み亡我さん(ニコニコ/Youtube)との合作です。全体のアレンジは亡我さんが担当して、私が音選びとミックスを行いました。逆パターンはこちら。
……なんかこれ前にも紹介した記憶があるな?
ゆったりしたアレンジが良いですよね。弦楽器がメロディにあてられていたのが一番わかり易い紅魔郷風要素かな。後ろでテカテカ鳴っているクラビネットも多分そう。正直私はあんまり紅曲にクラビのイメージ無いんですけどね。蓬莱人形風なら分かるんですが。
ごひゃお要素が強く出ているのは2ループ目の前、ドラムが戻ってきた辺りです。ここから元データ上ではドラムが消失していたので、かなり好きにやらせて頂きました。このスッカンスッカンしているドラムは、私大好きEZDrummerの拡張音源(無印EZDのデフォ音源)、Pop/Rockが担当しています。ニコ童祭にアレンジが間に合えばそこでも聴ける筈。
桜舞い散る四季
天空璋より、『秘匿されたフォーシーズンズ』『秘神マターラ』に『桜舞い散る天空』(桜)を混ぜた複合アレンジ。
実はこれも亡我さんに手伝っていただいた作品です。当時音圧の概念を知ったばかりで、暫くはDAWがない状態で少しずつ頑張っていたのですが、とうとう壁にぶち当たってしまい、助けを求めた次第です。
私にしては珍しいアレンジをしてますね。確かシンセブラスとか使ってた気がする。なんでこういうのが出てきたんでしょうか、今でも謎です。
でもなんか、爽やかで良いアレンジですよね。私これ大好きです。特にアウトロに入ったところ。
秘神マターラ ~ Hidden Star in All Seasons.
さっきの爽やかな映像の動画と同じ曲なのにこの禍々しさよ。
おすすめ作品マイリストには前月のスコア(過去全期間の平均再生回数と直近30日以内の平均再生回数から算出)TOP3が入ることになっていますので、当然またこれも入ります。また。
もう三回目なんで言うことはありません。
クレイジーバックダンサーズ
そしてこれもまた天空璋曲。先月スコア第三位。
前回の自由枠に設定していたとはいえ、まさか『緑眼のジェラシー』や『月まで届け』を押しのけてこんな上位に残るとは思いませんでしたので驚いています。それでいうと『東の国の眠らない夜』と『スプートニク幻夜』もいい線いってました。※緑眼を間に挟んで五位と六位。まさかフォーシーズンズと月まで届けを抑えるとは。
ただいい線いってた二曲ってYoutubeに再掲するまでこれと四位争い(緑眼が三位)をしていたので、一昨日再掲したばかりのこのアレンジもそのうち落ちるのではと思います。Youtubeに視聴数吸われるのはあんまり望むところではないんですよね……でも向こうの人にも私の過去作に触れてほしい気持ちはあるんです。難しいなあ。
アイリス
靈異伝よりエンディング曲。
あんまり言うことはないです。リズムから『花は幻想のままに』に寄せたってことぐらいですかね。
普段からあまり単体で聴くことがないアレンジなので、改めて話せと言われるとコメントに困ります。
So long...
稀翁玉より『桜花之恋塚』のアレンジ。一部『今昔幻想郷』のフレーズも混ざっています。
一番最近のニコ童祭参加作品になります。
多分これがPadshopを本格的に使い始めた作品だったと思います。Cubase付属のサンプラーで良いパッド音源が揃っている音源です。最近は専らここから音を持って来ることが多く、とても役に立っています。……まあ、このアレンジじゃどこでどんな音を使ったのか全く忘れましたが。
博麗神社境内
封魔録より未使用曲。
スコア最下位(0.00)枠です。本当は平均再生数が最も低い順からピックアップするのが良いのですが、それだと多分一ヶ月おきに同じ曲ばかりチョイスする羽目になると思ったので、平均再生数が多い方から三曲ピックアップしました。これがその中で最も多い曲です。
もうね、わかってるんですよ。聴かれない曲は本当に聴かれないって。もうそういう作品はいくら私が好きでも救えない。
FM音源を使って原曲と同じ構成から始まり、いかにもこの頃の私っぽい音使いに移行します。
この曲はマイナー故にアレンジする人はあまりいませんが、もしたくさんいるとすれば、個性が出るのは後半部分になると思います。というのも、この曲の後半部分って超~~~~長いロングトーンがあるんですよ。そこをどんな音でどう料理するか、そういう曲だと思っています。異様に高いフレーズもどうするか好みが分かれるでしょうね。私はロングトーンは細切れにして、高いメロディはオクターブ下げてトランペットに担当させました。
さあきみも! 博麗神社境内をアレンジしよう!
Lotus Love
幻想郷五面曲。
今回はチョイスが渋いなあ。おすすめするのは良いけど聴いてくれるかな。なんせ私が人のおすすめ受け取らない人間だからなあ。(こら)
何度も繰り返す上昇進行が特徴的な曲です。このね、後ろで駆け上がるフレーズが大好きなんですよ。この曲。もうそれだけ言えればいいわ私。満足だわ。
エクステンドアッシュ
永夜抄より。なんか今回永夜抄曲多いな。
『風花舞台』用にアレンジしたものです。といいつつ、なんかフォルダにはその前から作りかけていた痕跡があります。
ところでみなさん、シリーズ中でこの曲だけ、残り時間を示すバーが早いうちに終わっていることにお気づきでしょうか。大体45秒ぐらい先んじてバーが終わって、最後のトランペットのフレーズを何度も繰り返す場面は完全に範囲の外という扱いになっていますね。
これは、ストーリーの方にある「同じ劇を何度も繰り返して」の表現なんです。
永夜抄は本来最終作。ExのあとにPhが用意されていたことがわかっていて、それをナシにして花映塚、そして文花帖以降の作品が作られた背景があります。それを表すためにこのアレンジでもサビを延々と繰り返す終わり方をさせて、動画もそれに合わせたということになりますね。終わらない、というのは蓬莱人の妹紅にも合っていて良いやり方だったと思います。
にしても、アコギにやらせるフレーズじゃないよ途中のあれ。
フォルスストロベリー ~ ShortCake
西方作品秋霜玉より。
Cubase購入後初期のアレンジになりますね。ドラムがまだGASE4とSD-90の複合になっていたり、ディレイを手動(打ち込み)でやっているのが今となっては微笑ましいですね。
何と言ってもこのアレンジの特徴は、五月雨でのアレンジ曲『Broken Strawberry ShortCake』の要素を含んでいるところですね。あのアレンジは良いものですよ。どうしてもピアノのフレーズを入れたくて、このアレンジでBパートにねじ込みました。いやあ久しぶりにゲーム中で聴きたいなあ。それにはまずEx最初の中ボス(赤い火炎放射機)を難なく突破できるようにならなきゃなあ。(いつもジリ貧になって落ちる)
Silk Road Alice
Dreamy pilot
幻想郷没曲。スコア中央値組。
二周構成で、後半前からメロディをFM音源が担当するようになります。
いやあ、やっぱりこの曲は綺麗ですね。原曲が綺麗なので、その路線を維持しました。ピアノだとか、イングリッシュホルンだとか、透き通るような音を多く選んだのが良かったと思っています。まあ、途中で謎にOct. Saw使ってたりもするけど。
そういや私が最後に発狂ピアノを入れたのっていつでしたっけ。『緑眼のジェラシー』の前はいつ?『月まで届け』? なんか、振り返ってみれば、そういえば最近久しくあの手のフレーズを打ち込んでいないなと、発狂増々のこのアレンジを聴いていて思いました。そうかあ全然やってなかったかあ。
永遠の三日天下
弾幕アマノジャクより。
中央値組にスコア横並びの曲があったので、今回は一曲多くなりました。
で、この曲はトップ2。まあね、新しい作品はよく見られますからね。
それにしても、さっきまで古めの作品ばかり聴いていたからか、ここで急に音がクリアになってびっくりしました。ミックスが出来なくて泣きついていたのに、成長したもんです。曲聴いて記事書くのと並行してライブ配信流してたんですけど、これになった途端配信のほうの声の通りがめちゃくちゃ良くなってびっくりしました。
次の作品ではもっと成長できてるといいなあ。
以上、2024年9月のおすすめ作品でした。
メンタル次第ですが、なんとかニコ童祭に間に合うようアレンジを用意しますので、期待いただけると嬉しく思います。
それでは。
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